FP 6つの係数

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【FP試験】キーワードで覚える6つの係数【わかりやすく解説】

2020年2月18日

FP試験の勉強を始めたばかりの人が苦手な論点とする代表格が「6つの係数」です。
6つの係数の意味や計算式を混同してしまうのが苦手になってしまう原因です。

今回はキーワードで覚える方法を紹介します。
6つの係数は必ずと言っていいくらい試験に出題される論点なのでマスターして得点源にしてください。



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6つの係数の公式と意義

6つの係数とは「現価係数」「終価係数」「年金現価係数」「年金終価係数」「資本回収係数」「減債基金係数」のことをいいます。
それぞれの公式と意義は下記の通りです。

現価係数

公式

目標金額(元利合計)×現価係数=現在必要な元金

現価係数とは、一定期間後の目標金額を達成するために、現在必要な元金を求めるときに使用する係数です。

 

終価係数

公式

元金×終価係数=将来の価値(元利合計)

終価係数とは、手元にある元金を一定期間にわたり複利運用をした場合の、将来の価値(元利合計)を求めるときに使用する係数です。

 

年金現価係数

公式

毎年の年金額×年金現価係数=現在必要な元本

年金現価係数とは、一定額の年金を毎年受け取るために、現在必要な元本を計算するときに使用する係数です。

 

年金終価係数

公式

毎年の積立額×年金終価係数=将来の元利合計額

年金終価係数とは、毎年一定金額を複利運用しながら積み立てた場合の、将来の元利合計額を求めるときに用いる係数です。

 

資本回収係数

公式

元手となる資金×資本回収係数=毎年の受取額(または毎年の返済額)

資本回収係数とは、一定金額を一定期間で取り崩した場合の、毎年の受取額または毎年の返済額を計算するための係数です。

 

減債基金係数

公式

積立後の目標額×減債基金係数=毎年の積立額

減債基金係数とは、一定期間後に目標額を用意するための、毎年の積立額を計算するための係数です。

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覚え方 現在の「げん」 将来の「し」

左側の3つの係数には「現在」の「げん」が入っています。
現価係数(げんかけいすう)の「げん」
減債基金係数(げんさいききんけいすう)の「げん」
年金現価係数(ねんきんげんかけいすう)の「げん」

 

右側の3つの係数には「将来」の「し」という文字が入っています。
終価係数(ゅうかけいすう)の「し」
年金終価係数(ねんきんゅうかけいすう)の「し」
資本回収係数(ほんかいしゅうけいすう)の「し」

左右の文字を取って「げんし」「げんし」「げんし」と語呂合わせで覚える方法もアリです。
得点源にするために、上記のような簡単な図を書けるようになってください。

 

図と計算式の関係

 

「①現在必要な元金」を求めるために、現価係数を使用します。

計算式:②目標金額(元利合計)×現価係数=①現在必要な元金

 

「②将来の価値(元利合計)」を求めるために、終価係数を使用します。

計算式:①元金×終価係数=②将来の価値(元利合計)

 

「③毎年の積立額」を求めるために、減債基金係数を使用します。

計算式:④積立後の目標額×減債基金係数=③毎年の積立額

 

「④将来の元利合計額」を求めるために、年金終価係数を使用します。

計算式:③毎年の積立額×年金終価係数=④将来の元利合計額

 

「⑤現在必要な元本」を求めるために、年金現価係数を使用します。

計算式:⑥毎年の年金額×年金現価係数=⑤現在必要な元本

 

「⑥毎年の受取額(または毎年の返済額)」を求めるために、資本回収係数を使用します。

計算式:⑤元手となる資金×資本回収係数=⑥毎年の受取額(または毎年の返済額)

 

キーワードで覚える方法

問題文中に「一括複利」というキーワードが入っていたら、解答は「現価係数」か「終価係数」のどちらかになります。
現在の金額を求められているのであれば「現価係数」、将来の金額を求められているのであれば「終価係数」が解答になります。

 

問題文中に「積立」というキーワードが入っていたら、解答は「減債基金係数」か「年金終価係数」のどちらかになります。
現在の金額を求められているのであれば「減債基金係数」、将来の金額を求められているのであれば「年金終価係数」が解答になります。

 

問題文中に「取り崩し」「ローン」というキーワードが入っていたら、解答は「年金現価係数」か「資本回収係数」のどちらかになります。
現在の金額を求められているのであれば「年金現価係数」、将来の金額を求められているのであれば「資本回収係数」が解答になります。

 

例題

元金1,000万円を年利2.0%で複利運用しながら、一定額を5年間で取り崩した場合の毎年の受取額を求める際に使用する係数を選びなさい。

1.減債基金係数
2.年金現価係数
3.資本回収係数

【解答・解説】
3.資本回収係数

「取り崩し」というキーワードが入っているので、減債基金係数か資本回収係数のどちらかになります。本問は手元にある1,000万円を5年間で取り崩しながら複利運用することについて問われています。つまり、将来の金額を求められているので「資本回収係数」が正解になります。

 

まとめ

6つの係数の公式や意味を忘れてしまった場合でもキーワードを覚えていれば、練習問題の解説のように3択から2択、2択から1択に絞り込むことができる問題もあります。

6つの係数は混同しがちな論点なので、むやみに暗記するのではなく、図やキーワードでわかりやすく内容を整理しておくことが大切です。

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