東京大学医学部卒で司法試験に合格した河野玄斗さんが、ユーチューブで簿記1級の勉強についてアドバイスをしていました。
目次
質問内容
「簿記1級は独学でもできますか?」
河野玄斗さんの回答
「独学でできるかできないかって言われると可能ではあると思うけれども、効率は悪いですよね。
全てのことについて言えるんですけど、簿記がどうかは分かりませんが、司法試験とか医師国家試験とか全部教科書があるじゃないですか。
これは教科書の非常に良いところでもあるんですけど、全部載ってるんですよ。いわゆる辞書みたいな感じ。辞典?
まあ、なんて言うの、ほぼ出ないけど、出たらこれ全然出てないところ、教科書に載ってないの出ちゃったじゃんって文句言われたら嫌なので、一応載せるみたいな出題頻度めっちゃ低いし、まあでも、過去になんか20年前に1回出てるから一応載せておくかみたいなやつとかも教科書に載せるわけですよ。
そういった単元とかが、ずら~と載ってる教科書を自分で勉強していくってなると、ちょっと効率が落ちるんですよね。
なので、そこのメリハリをつけてくれるっていう意味で、そういう予備校だったり、そういう人に教えてもらうっていうのは、かなり近道になるとは思いますね。
だから独学では無理じゃないけど、ちょっと効率は悪いと思いますよっていう話です。」
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感想
東大医学部在学中に司法試験に一発合格した河野さんだったら、「独学でも合格できます。」の一言だけでもよさそうですが、丁寧な説明でビックリしました。
河野さんのおっしゃるとおり、合格の近道は予備校を利用することです。
私は日商簿記2級に合格後、しばらく独学で勉強していましたが毎回60点前後で不合格でした。
結局、予備校を利用して合格することができました。
日商簿記1級の場合、独学だとテキストや問題集を買いそろえるだけでも約2万円します。予備校だと約10万円します。
過去問対策や出題傾向の分析ができる人は、独学でも合格することができると思います。
予備校の場合、復習のポイントや深追いしすぎてはいけない問題などテキストには載ってないことを教えてもらえるので、効率的に学習できます。
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