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【FP試験】PER、PBR、ROEを語呂合わせと図解で覚える方法【わかりやすく解説】

2021年1月10日

FP試験の頻出論点にPER、PBR、ROEがあります。
日常では使う機会が滅多にないので、財務に精通していない人にとっては混乱する問題です。



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意義と計算式

PER

PER(株価収益率)とは、株価が1株当たり純利益の何倍になっているかを示す指標です。
PERの数値が高いと株価は割高で、低いと割安といえます。

PERはPrice Earnings Ratioの略で、直訳すると次のような意味になります。

Price→価格(株価)
Earnings→収益(利益)
Ratio→比率

計算式

PER=株価÷1株当たり純利益

なお、「1株当たり純利益」を英語で表すとEarnings Per Share(EPS)です。

 

PBR

PBR(株価純資産倍率)とは、株価が1株当たり純資産の何倍になっているかを示す指標です。
PBRの数値が高いと株価は割高で、低いと割安といえます。

PBRはPrice Book-value Ratioの略で、直訳すると次のような意味になります。

Price→価格(株価)
Book-value→簿価(純資産)
Ratio→比率

計算式

PBR=株価÷1株当たり純資産

なお、「1株当たり純資産」を英語で表すとBook-value Per Share(BPS)です。

 

ROE

ROE(自己資本利益率)とは、自己資本(純資産)に対して、企業がどれだけの利益を上げているかを表す指標です。
ROEの数値が高いほど、自己資本を効率的に運用できた投資価値が高い銘柄と判断されます。

ROEはReturn On Equityの略で、直訳すると次のような意味になります。

Return→利益
On→上
Equity→自己資本

計算式

ROE=税引後当期純利益÷自己資本×100

関連【FP試験】債券の利回りの計算式を語呂合わせで覚える方法【わかりやすく解説】

PER、PBR、ROEの語呂合わせ

PER、PBR、ROEはいずれも株式投資に用いる指標なので、ひっかけ問題として一緒に出題されることが多いです。
特にPERとPBRは一文字違いで混同しやすいので注意してください。

区別する方法は、真ん中のアルファベットを使った語呂合わせです。

  • PERのEは利のE
    E=Eki
  • PBRのBは簿価のB
    B=Boka
  • ROEのOはのO
    O=Onore

PERは1株当たり純利益を用いて計算するので、PERのEは「益(Eki)=1株当たり純利益」のEと覚えます。

PBRは1株当たり純資産を用いて計算するので、PBRのBは「簿価(Boka)=1株当たり純資産」のBと覚えます。

ROEは自己資本を用いて計算するので、ROEのOは「(Onore)=自資本」のOと覚えます。

 

図解で覚える方法

算数で「みはじ」という図を使って「道のり、速さ、時間」を求める方法があります。
この図をアレンジすると「PER、PBR、ROE」を簡単に計算できます。
図の語呂合わせは、真ん中のアルファベットを使って「BOE(ボーイ)」と覚えます。


  • PBR=ROE×PER
  • ROE=PBR÷PER
  • PER=PBR÷ROE

上記の関係式を覚えることによって、ROEの計算式を忘れてしまった場合でもPERとPBRが分かっていればROEを求めることができます。
PERとPBRも同様です。つまり、どれか2つの数値が分かれば残りの数値を求めることができます。

「道のり=速さ×時間」「速さ=道のり÷時間」「時間=道のり÷速さ」


 

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例題

株式投資の指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.PERは、株価が1株当たり純資産の何倍になっているかを示す指標である。

2.PBRは、株価が1株当たり純利益の何倍になっているかを示す指標である。

3.ROEは、自己資本に対して、企業がどれだけの利益を上げているかを表す指標である。

4.ROEは「税引後当期純利益÷株価×100」で計算される指標である。

 

【解答・解説】

1.「純資産」ではなく「純利益」です。

2.「純利益」ではなく「純資産」です。

4.ROEは「税引後当期純利益÷自己資本×100」で計算される指標です。

【関連項目】
【FP試験】簡単に暗記できる語呂合わせ ライフプランニング編1

-FP試験

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