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【簿記】売上の計上基準の種類:出荷基準(発送基準)、検収基準、引渡基準の仕訳について解説【収益認識のタイミングは?】

2022年2月22日

売上の計上基準は、さまざまな種類があります。
この記事では、出荷基準(発送基準)、引渡基準、検収基準について解説します。

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出荷基準(発送基準)

出荷基準(発送基準)とは、商品を出荷(発送)した時点で売上を計上する基準のことをいいます。最も一般的な売上の計上基準です。

 

仕訳パターン

(1) 出荷時

借方 金額 貸方 金額
売掛金 xxx 売上 xxx

 

(2) 引渡時

仕訳なし

 

(3) 検収時

仕訳なし

 

引渡基準

引渡基準とは、商品が得意先に到着した時点で売上を計上する基準のことをいいます。具体的には、納品書の受領印の日付で売上を計上します。

 

仕訳パターン

(1) 出荷時

仕訳なし

 

(2) 引渡時

借方 金額 貸方 金額
売掛金 xxx 売上 xxx

 

(3) 検収時

仕訳なし

 

検収基準

検収基準とは、納品した商品が相手方で検収された時点で売上を計上する基準のことをいいます。機械などで試運転が必要なものに採用されることが多いです。

 

仕訳パターン

(1) 出荷時

仕訳なし

 

(2) 引渡時

仕訳なし

 

(3) 検収時

借方 金額 貸方 金額
売掛金 xxx 売上 xxx

 

例題

設例1:出荷基準(発送基準)

次の各時点における仕訳を示しなさい。なお、当社は売上の計上基準について出荷基準(発送基準)を採用している。

(1) 得意先A社に商品100,000円(売価)を発送した。

(2) 得意先A社から商品100,000円が到着したという報告を受けた。

(3) 得意先A社から商品100,000円の検収が完了したという報告を受けた。

 

【解答・解説】

(1) 出荷時

借方 金額 貸方 金額
売掛金 100,000 売上 100,000

 

(2) 引渡時

仕訳なし

 

(3) 検収時

仕訳なし

 

設例2:引渡基準

次の各時点における仕訳を示しなさい。なお、当社は売上の計上基準について引渡基準を採用している。

(1) 得意先A社に商品100,000円(売価)を発送した。

(2) 得意先A社から商品100,000円が到着したという報告を受けた。

(3) 得意先A社から商品100,000円の検収が完了したという報告を受けた。

 

【解答・解説】

(1) 出荷時

仕訳なし

 

(2) 引渡時

借方 金額 貸方 金額
売掛金 100,000 売上 100,000

 

(3) 検収時

仕訳なし

 

設例3:検収基準

次の各時点における仕訳を示しなさい。なお、当社は売上の計上基準について出荷基準(発送基準)を採用している。

(1) 得意先A社に商品100,000円(売価)を発送した。

(2) 得意先A社から商品100,000円が到着したという報告を受けた。

(3) 得意先A社から商品100,000円の検収が完了したという報告を受けた。

 

【解答・解説】

(1) 出荷時

仕訳なし

 

(2) 引渡時

仕訳なし

 

(3) 検収時

借方 金額 貸方 金額
売掛金 100,000 売上 100,000

 

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