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【2023年版】相続税法能力検定1級の難易度、合格率、勉強方法について解説

2021年11月12日

相続税法能力検定は、相続税に関連する書類を作成する際に役立つ資格で、経理職の方におすすめです。

この記事では、「試験の難易度」「合格率」「勉強方法」など相続税法能力検定に関することについて解説します。

試験の難易度

相続税法能力検定1級の難易度は、日商簿記2級くらいと言われています。

平均合格率は15.30%なので、簡単な試験ではありません。

令和4年10月30日に行われた第110回の試験の合格率は2.08%でした。

第109回から出題傾向が大きく変わり、難易度が上がりました。

受験者の多くは、「実務経験がある人」「税理士を目指す人」「税理士試験で相続税法を受験せずに税理士になった人」などで、受験者のレベルが高いと言われています。

さらに、相続税法能力検定1級の受験者は数十人程度なので、少数精鋭が受験していると言えます。

 

受験者数と合格率の推移

相続税法能力検定1級の第106回から第112回の合格率は下記のとおりです。

最高合格率は39.39%、最低合格率は2.08%、平均合格率は19.50%です。

受験申込者(人) 実受験者(人) 合格者(人) 合格率
112(2023.5.21) 82 58 19 32.76%
110(2022.10.30) 71 48 1 2.08%
109(2022.5.15) 67 42 2 4.76%
107(2021.10.31) 96 60 12 20.00%
106(2021.5.16) 54 33 13 39.39%
平均合格率 19.50%

 

検定試験日

1級 5月中旬、10月下旬の日曜日
2級、3級 2月上旬、10月下旬の日曜日

 

相続税法能力検定の勉強方法

ここでは、相続税法能力試験の勉強方法を解説します。

 

独学でも合格できる?

独学でも合格できます。

「TAC」や「資格の大原」などの有名な資格スクールは、相続税法能力検定の講座がないので、独学で勉強している人がほとんどです。

相続税法能力検定の講座がある資格スクールは「弥生カレッジCMC」などです。

 

学習時間

相続税法能力検定の学習時間は200時間くらいと言われています。

 

おすすめのテキスト

相続税法能力検定の公式テキストや参考書は、全国経理教育協会やネットスクールなどで販売されています。

おすすめはネットスクールのテキストです。
その理由は、ネットスクールには税理士試験の相続税法講座があるからです。

税理士試験は相続税法能力検定の上位資格です。

ネットスクールのテキストは説明が丁寧で学びやすく、練習問題もあります。

資格を取得した後でも実務で役立つテキストになっています。

相続税法能力検定は、毎年4月30日時点で施行されている法令等に基づいて実施されるので、法改正に対応している新しいテキストで学習してください。

 

過去問題集

相続税法能力検定の過去問題集は販売されていません。

法人税法、所得税法、消費税法の過去問題集は全国経理教育協会から販売されています。

 

勉強方法

  • 公式テキストを読み込む。
  • 公式テキストの演習問題を2回以上解く。

相続税法能力検定試験では、理論・計算ともに過去問と同じパターンの問題が頻出しています。

試験本番までに、過去問で80点以上取れるようにしておくと安心です。

 

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