これから簿記検定を受けようかどうか悩んでいる人のなかには、自分は簿記の勉強に向いているかどうか気になっている人もいるかと思います。
今回は簿記の勉強に向き不向きはあるのか、簿記は文系なのか理系なのかについて説明します。
目次
向き不向きはある?
向いている人
簿記の勉強に向いている人は、お金や経済に興味がある人です。
簿記の知識が全くない人でも実務経験のない人でも、興味があれば大丈夫です。
簿記の仕組みを理解するためにも、テキストを読んで練習問題を何度も解くことが大切です。
簿記の勉強を始めたばかりだと、「借方って右側と左側どっちだっけ?」「P/Lって損益計算書と貸借対照表どっちだっけ?」と混乱してしまうことがあると思いますが、何度も思い出すことによって、「借方は左側、P/Lは損益計算書」と記憶に定着することができます。
向いていない人
向いていない人は、本を読むのが嫌いな人です。
簿記検定に合格するためには、テキストを完読する必要があります。読むことを途中でやめてしまう人は向いていないと言わざるを得ません。
簿記は文系?理系?
簿記は文系だと言えます。
大学の商学部や経済学部、商業高校などの文系では授業で簿記の勉強をする機会がありますが、理系の学部では簿記の勉強をすることはありません。
学生時代に数学が苦手で簿記の資格が取れるか不安な方もいると思いますが、心配しなくて大丈夫です。
簿記で学習する計算はそれほど難しいものはなく、会計用語を正しく理解して身に着けることの方が重要だからです。
英語単語をひたすら覚えたように、「借方」「貸方」「貸借対照表」「損益計算書」等がどういうものかを覚えて、正しく仕訳をできるようになる必要があります。
簿記試験では会場に電卓を持ち込めますので、掛け算の九九に自信がない方でも心配はありません。簿記3級の問題では難しい数式が出題されることはありません。
簿記の仕組みを理解するためにも、会計用語を正しく覚える必要があります。
まとめ
- 簿記の勉強に向いている人は、お金や経済に興味がある人
- 向いていない人は、本を読むのが嫌いな人
- 簿記は文系科目
計算が苦手な人でも簿記検定に合格することは可能なので、興味がある人はチャレンジして資格を取得してください。