経理の年収が気になる人「経理職の年収を知りたい。日商簿記2級の資格を持ってると給料が上がると聞くけど、実際はどうなんだろう。年収を上げるためのポイントがあれば、ぜひ知りたいです。」
このような疑問にお答えします。
目次
経理職の年収と国内平均の比較
転職サービスdoda によると、2020年の「経理職の平均年収」と「国内の平均年収」は下記のとおりです。
経理職の平均年収 | 国内の平均年収 |
509万円 | 409万円 |
ココがポイント
国内の平均年収は409万円なので、経理職は国内平均の1.2倍以上高い年収が得られる職業です。
年齢別の平均年収
20代 | 30代 | 40代 | 50代~ |
388万円 | 511万円 | 600万円 | 684万円 |
出典:転職サービスdoda
年齢別に見ると、年齢が上がるほど給料が高くなっています。 これは経理職に限ったことではなく、日本企業の多くは年功序列になっています。
男女別の平均年収
平均年収 | 男性 | 女性 |
509万円 | 556万円 | 425万円 |
出典:転職サービスdoda
経理職の場合、男性の方が女性より約1.3倍高い年収です。
実務経験と資格別
(出典:一般社団法人 人材サービス産業協議会「転職賃金相場2020 」)
未経験者だと年収300万円~399万円が多いことが分かります。
資格別に着目すると、日商簿記3級の場合では年収300万円~399万円が多いことが分かります。
日商簿記2級以上を持っていると、年収400万円以上は期待できそうです。
ココがポイント
「実務経験3年以上」「日商簿記2級以上」「上場企業での経験」だと年収600万円以上のゾーンが多くなります。
大企業と中小企業
大企業の経理職の平均年収は約600万円です。
大企業の経理職の年収が高いのは、予算編成や経営戦略の再考など、経営陣の意思決定を支援する部門としての役割を担うからです。
連結決算業務や監査法人とのやり取り、株主総会の対応、外国会計基準などの知識が求められるポジションだと年収1,000万円以上の人もいます。
中小企業の経理職の平均年収は約400万円です。
大企業よりも約200万円も低い年収になっています。
中小企業の場合、日商簿記3級程度の知識があれば日常的な業務をこなせるので、実務経験を積んでも年収は上がりにくいです。
年収を上げるためのポイント
経理職で年収を上げるポイントは下記のとおりです。
- 日商簿記2級以上
- 上場企業での実務経験
- できるだけ若いうちに転職活動をする
ココがポイント
経理の実務経験者なら、上場企業にステップアップできるチャンスです。
経理職に強い転職サイト・転職エージェント
- doda(デューダ):dodaにしかない独占求人あり。登録すると企業から書類選考なしのオファーが来るスカウト機能あり。
- マイナビAGENT:知名度の高いマイナビ。大手で案件も豊富なので初めての相談でも安心。
- リクルートエージェント:最大規模の転職エージェント。求人情報が多く、経験豊富なスタッフからアドバイスがもらえる。