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【FP試験】公的保険と私的保険

2020年5月17日

保険の仕組みが複雑でよく分からないという原因の一つが「保険用語」です。

保険用語は「保険金」や「保険料」など似たような言葉が多く、混同してしまいがちです。

簡単に説明すると「保険金」とは、保険会社から受取人に支払われるお金のことです。
「保険料」は、契約者が保険会社に払い込むお金のことです。

今回は「公的保険」と「私的保険」の基本的なことを説明します。

保険の基本

人は生活をしていると、病気や事故などのリスクがつきます。これらのリスクが生じてしまったときに、損害が回避したり、軽減したりするための手段として保険が必要になります。

保険には「公的保険」と「私的保険」があります。

 

公的保険

公的保険とは、国や地方公共団体が運営している保険です。

 

私的保険

私的保険とは、民間の保険会社が運営している保険です。
さらに、私的保険は「生命保険」と「損害保険」に大きく分かれます。
私的保険で、生命保険でも損害保険でもない保険のことを「第三分野の保険」といいます。

 

保険の分野

生命保険会社で取り扱っている保険は、生命保険(第一分野)と第三分野の保険です。

損害保険会社で取り扱っている保険は、損害保険(第二分野)と第三分野の保険です。

 

生命保険(第一分野)

生命保険(第一分野)には、終身保険、養老保険、定期保険、個人年金保険などがあります。
なお、生命保険とは簡単に説明すると「人の生命に対するリスクに備える保険」です。

 

損害保険(第二分野)

損害保険(第二分野)には、火災保険、自賠責保険、自動車保険などがあります。
なお、損害保険とは、偶然の事故等で生じた損害を補填する保険です。

 

第三分野の保険

第三分野の保険には、介護保険、医療保険、がん保険、傷害保険、所得補償保険などがあります。
なお、第三分野の保険とは、生命保険でも損害保険でもない保険で人の病気や怪我に備える保険です。

 

例題

例題

次の各文章を読んで、正しいものまたは適切なものには〇を、誤っているものまたは不適切なものには×を記入しなさい。

1.公的保険とは、国や地方公共団体が運営している保険である。

2.生命保険(第一分野)には、火災保険、自賠責保険、自動車保険などがある。

3.第三分野の保険には、介護保険、医療保険、がん保険、傷害保険、所得補償保険などがある。

【解答・解説】
1.〇

2.×
火災保険、自賠責保険、自動車保険などがあるのは、損害保険(第二分野)です。

3.〇

 

まとめ

公的保険:国や地方公共団体が運営している保険。
私的保険:民間の保険会社が運営している保険。

今回は保険の基本的なことについて説明しました。

保険は不測の事態に備えて準備しておくものということを念頭に置くのがポイントです。
保険を理解するためには、まずは専門用語と保険の全体像を理解することが大切です。

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