「簿記の仕訳、全然覚えられない…!」「勘定科目が頭に入らない…どうすればいい?」
そんな悩みを抱えているあなたに、私の経験を元に覚え方のコツをお伝えします。仕訳を覚えることが簿記合格のカギとなりますが、数多くの勘定科目を覚えるのは正直、かなり大変です。
私も簿記3級の頃から仕訳に自信はあったものの、2級では仕訳の量が増え、最初はちょっと戸惑いました。それでも工夫することで、しっかりと覚えることができたので、そのコツをシェアします。
目次
1. 仕訳が覚えられない時に試すべき方法
仕訳を覚えるためのコツは、単純な繰り返しだけではありません。試すべき方法を2つご紹介します。
- 5分類を反射的に理解する
- 覚えにくい仕訳を工夫して覚える
これらを意識することで、仕訳を覚える壁を少しずつ乗り越えられます。では、具体的にどういった方法が有効なのか見ていきましょう。
2. 5つの分類を無意識に理解できるようになる方法
「5分類」とは、簿記の勘定科目がどのカテゴリーに属するかを示す重要な区分です。
具体的には以下の5つの分類です:
- 資産
- 負債
- 純資産
- 費用
- 収益
仕訳が得意な人は、勘定科目を見た瞬間に分類が分かるようになります。例えば、「売上割引」を見た時に、即座に「収益?」と悩まず、「売上割引(費用)」だ!と反射的に判断できるわけです。
コツ:5分類を無意識に理解する方法
- A4用紙に「貸借対照表」と「損益計算書」を記入して持ち歩く
新しい勘定科目を見つけるたびに、それをA4用紙に書き込みます。これを持ち歩き、隙間時間に確認することで、視覚的に記憶を定着させることができます。
3. 覚えにくい仕訳を突破するコツ
簿記を学んでいると、どうしても覚えにくい仕訳や勘定科目に出くわします。それでも大丈夫!誰もが通る道です。
覚えにくい仕訳をしっかり覚えるための4つのコツを紹介します。
1. 毎日、最低5問仕訳を解く
毎日の積み重ねが最も効果的です。「今日は疲れているから…」なんて言わず、最低でも5問を解きましょう。毎日少しずつ練習することで、どんどん仕訳が得意になっていきます。
2. 誰かに説明してみる
自分が理解しているかどうかを確かめるために、人に説明してみましょう。自分が理解できていない部分が見えてきます。相手がいない場合は、壁に向かってでもOKです!声に出してみるだけでも、理解度が深まります。
3. 耳から覚える
音声教材を活用することで、耳から仕訳や勘定科目を覚えることができます。通勤中や家事をしている時に繰り返し聴くことで、無意識に頭に入ってきます。
4. 寝る前にテキストを流し見する
寝る前にテキストをさらっとめくって、基本的な仕訳を確認してみましょう。睡眠中に記憶が整理されやすくなります。私も寝る前に少しだけ仕訳の復習をしていました!
まとめ
「仕訳を制する者が簿記を制す!」
この言葉通り、仕訳をスムーズに解けるようになると、試験でも自信を持って解けるようになります。最初は全然できなくても、コツコツ練習を続けることで必ず覚えられます。
これらのコツをぜひ試してみてください。日々の練習を積み重ねることで、簿記の合格がぐっと近づくはずです!