この記事では、日商簿記検定のネット試験(CBT方式)とペーパー試験(統一試験)の違いと、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
なお、日商簿記1級はペーパー試験のみでネット試験はありません。
目次
ネット試験とペーパー試験の違い
ネット試験(CBT方式)とペーパー試験(統一試験)の違いの要点は下記のとおりです。
ネット試験 | ペーパー試験 | |
試験日 | 随時 | 2月、6月、11月 |
試験会場 | テストセンター | 商工会議所、学校など |
申し込み | 全国統一申込サイト | 各商工会議所 |
出題範囲 | 同じ | 同じ |
受験料 | 同じ | 同じ |
ポイント
どちらの試験で合格しても資格の価値は同じです。
メリット・デメリットの比較
それぞれのメリット・デメリットは下記のとおりです。
ネット試験 | ペーパー試験 | |
メリット | ・いつでも受験できる
・合否結果がすぐにわかる ・自分の学習ペースで受験できる |
・試験日が決まっているので、緊張感を持って学習できる
・問題用紙に直接メモを書き込むことができる |
デメリット | ・問題と答案がパソコンの画面に表示される
・キーボードを使用する ・問題用紙に直接メモを書き込むことができない |
・試験が年に3回
・合否が数週間後に判明する |
まとめ
- ネット試験は簿記2級と簿記3級が対象
- どちらの試験で合格しても資格の価値は同じ
- ネット試験はいつでも受験できるのがメリット
- ペーパー試験は問題用紙に書き込むことができるのがメリット