ⓘ 広告

仕訳例

郵政はがき・官製はがきの仕訳方法と消費税の取り扱い:適切な勘定科目の選定と経理処理

2025年3月12日

郵便局やコンビニで購入する郵政はがきや官製はがきの支出については、適切な勘定科目を選んで記帳し、仕訳処理を行うことが重要です。

本記事では、これらのはがきに関連する費用の記帳方法と、未使用分の取り扱いについて詳しく解説します。

\ 期間限定20%OFFセール中 /

合格を目指して学習スタート!

勘定科目

郵政はがきや官製はがきの購入時には、基本的に「通信費」勘定を使用して処理します。ただし、決算時に未使用のはがきや切手が残っている場合、その未使用分を「貯蔵品」などの資産勘定に振り替える処理が必要となります。

科目 内容
通信費 郵便料金や電話料金、インターネット関連など、通信に関する支出を扱う費用勘定
貯蔵品 未使用分を決算時に振り替える資産勘定

この処理を正確に行うことで、会社の経理業務は一貫性があり、透明性の高いものとなります。

 

消費税の取り扱い

郵政はがきや官製はがきに係る消費税については、通常、購入時ではなく使用時に課税仕入れとなります。しかし、自ら使用する場合に限り、継続適用を条件として購入時に課税仕入れとして処理することが可能です(消費税法第6条第1項、同別表第一第4号イ、消費税法基本通達11-3-7参照)。

具体例

例題1

郵政はがき85円を100枚購入し、代金8,500円を現金で支払った。

 

借方 金額 貸方 金額
通信費 8,500 現金 8,500

 

例題2

決算日を迎え、未使用の郵政はがきが10枚(850円分)残っていることが判明した。

 

借方 金額 貸方 金額
貯蔵品 850 通信費 850

未使用分は、翌期以降に使用することになるため、当期の費用から控除し、翌期に再度費用として計上されます。

 

まとめ

郵政はがきや官製はがきの購入に関しては、通常「通信費」勘定を使用して記帳します。未使用分については、決算時に「貯蔵品」勘定に振り替える必要があります。

また、消費税の取り扱いについては、購入時と使用時の違いを理解し、適切に処理を行うことが求められます。

継続的に仕訳処理を行い、会社の経理ルールに従って一貫性のある対応をすることが重要です。

\ 期間限定20%OFFセール中 /

合格を目指して学習スタート!

おすすめの通信講座

  • ネットスクール :経験豊富な講師とサポートで、独学よりモチベーション維持しやすく、手頃な料金で始めやすさ抜群。
  • スタディング :低価格で効率的な学習をサポート。スマホアプリでスキマ時間を有効活用し、学習をスムーズに進められる。
  • アガルート :司法試験や公務員試験など多彩な講座を提供する資格スクール。タイミング次第でお得な割引キャンペーンも利用可能。

-仕訳例

© 2025 BIT 会計ファイナンス