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簿記

【簿記3級】初心者でも迷わない!仕訳の基本ルールと判断のコツを徹底解説|試験に強くなる仕訳パターン集

2025年12月6日

簿記3級の勉強で最初にぶつかりやすい壁が「仕訳ってどう書けばいいの?」という疑問です。

ですが、仕訳のルールを一度正しく理解してしまえば、どんな取引でも落ち着いて処理できるようになります。

この記事では、仕訳の考え方・ルール・覚え方を初心者向けに丁寧に解説し、後半では試験に頻出する仕訳パターンを具体的な例題付きで紹介します。

これから簿記を始める方はもちろん、復習にも役立つ内容です。

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この記事のポイント

  • 仕訳とは「5つの分類(資産・負債・純資産・収益・費用)」の増減を書き分ける作業
  • 資産・費用が増える → 借方 / 負債・純資産・収益が増える → 貸方
  • 丸暗記よりも「取引をイメージして判断する」ことが理解への近道

つまり仕訳とは、5つのグループの動きを左右に振り分ける非常にシンプルな作業です。

 

仕訳の基本ルール:5つの分類の増減を借方・貸方へ振り分ける

簿記ではすべての取引を次の5つの分類のどれかに当てはめて処理します。

  • 資産
  • 負債
  • 純資産(資本)
  • 収益
  • 費用

それぞれの増減は次のように記録します。

区分 増加 減少
資産 借方 貸方
負債 貸方 借方
純資産 貸方 借方
収益 貸方 借方
費用 借方 貸方

このルールを覚えるだけで、簿記3級で出てくる大半の仕訳に対応できます。

 

取引には必ず「増えるもの」と「減るもの」のセットがある

企業の取引では、どんな場面でも“2つの変化”が同時に起こります。たとえば現金が増える場合を考えてみましょう。

  • お金を借りた → 負債が増える

  • 売上代金を受け取った → 収益が増える

  • 出資を受けた → 資本金が増える

  • 貸していたお金が戻った → 別の資産が減る

このように、一つの項目が増えれば、それに対応して別の項目も必ず変化します。

そして、その増減を左右に書き分けて整理することが仕訳です。

 

5つの分類を覚えるコツ(丸暗記しない方が早い)

仕訳を覚えるうえで、5つの分類を無理に丸暗記しようとすると時間がかかってしまいます。

効率よく理解したいなら、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の位置関係をイメージするのが近道です。

  • 借方(左)にあるものが増える → 借方に書く(資産・費用)
  • 貸方(右)にあるものが増える → 貸方に書く(負債・純資産・収益)
  • 減るときは反対側に書く

イメージできるようになると、取引を見た瞬間に「これは借方」「これは貸方」と感覚的に判断でき、仕訳が一気に楽になります。

 

仕訳をもっと理解しやすくする2つのコツ

① 仕訳を丸暗記しない

覚えるのではなく「なぜこの形になるのか?」を理解することで、応用力が身につきます。

 

② 取引のイメージを持つ

お金やモノの動きを想像しながら仕訳を見ると、複雑に感じていた仕訳が驚くほど理解しやすくなります。

 

期中仕訳と決算整理仕訳は別物

  • 期中仕訳:普段の取引(仕入・売上・支払など)
  • 決算整理仕訳:期末に行う調整(減価償却、未収・未払、繰延など)

この2つをごちゃまぜにすると、問題を解くたびに迷う原因になります。

必ず切り分けて理解しましょう。

 

試験に強くなる!よくある仕訳パターン6選

ここでは、簿記3級で特に出題頻度の高い6つの代表的な仕訳パターンを整理しています。

それぞれのパターンには、理解を深めるための主な具体例を示しているので、取引のイメージとセットで覚えるのがポイントです。

 

①(借)資産の増加 /(貸)資産の減少

具体例

  • 備品を現金で購入
  • 貸付金を設定
  • 売掛金の回収

<例題>

備品300,000円を現金で購入した。

仕訳

借方 金額 貸方 金額
備品 300,000 現金 300,000

 

②(借)資産の増加 /(貸)負債の増加

具体例

  • 借入金の発生

<例題>

銀行から現金5,000,000円を借り入れた。

仕訳

借方 金額 貸方 金額
現金 5,000,000 借入金 5,000,000

 

③(借)資産の増加 /(貸)資本の増加

具体例

  • 出資(元入れ)

<例題>

現金1,000,000円を元入れし、開業した。

仕訳

借方 金額 貸方 金額
現金 1,000,000 資本金 1,000,000

 

④(借)資産の増加 /(貸)収益の発生

具体例

  • 現金売上
  • 掛売上
  • 受取利息

<例題>

商品を販売し、代金100,000円を現金で受け取った。

仕訳

借方 金額 貸方 金額
現金 100,000 売上 100,000

 

⑤(借)負債の減少 /(貸)資産の減少

具体例

  • 借入金の返済
  • 買掛金の支払い

<例題>

借入金200,000円を現金で返済した。

仕訳

借方 金額 貸方 金額
借入金 500,000 現金 500,000

 

⑥(借)費用の発生 /(貸)資産の減少

具体例

  • 商品の仕入
  • 給料の支払い

<例題>

商品50,000円を仕入れ、代金を現金で支払った。

仕訳

借方 金額 貸方 金額
仕入 50,000 現金 50,000

 

まとめ

仕訳の本質は、①取引で何が増減したかを見極めること、②その動きを「資産・負債・資本・収益・費用」に当てはめて左右に書き分けることの2つです。

取引のイメージをしながら練習することで、複雑に見える仕訳もスムーズに切れるようになります。

繰り返し解くほど確実に上達するので、ぜひ実践してみてください。

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