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仕訳例

畳の表替えは修繕費?資本的支出?迷わない仕訳と会計処理ガイド【具体例つき】

2025年11月29日

お座敷や和室などの畳が摩耗・劣化した場合、畳表の張り替え(表替え)や畳表の裏返し作業にかかる費用は、既存資産の維持管理および現状回復のための支出として扱います。

これらは 資本的支出ではなく、通常の修繕として処理する費用に該当します。

会計処理上は、こうした畳の補修費用を「修繕費」勘定で記帳し、支払時に全額を費用として計上するのが一般的です。

 

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勘定科目

畳の表替えや裏返しは、既存資産の摩耗や劣化を補修する目的の支出です。

資産価値が向上したり耐用年数が大幅に延びるわけではないため、資本的支出ではなく「修繕費」として処理するのが適切です。

科目 内容
修繕費 お座敷や応接室などの畳表が摩耗・劣化した場合の表替えや裏返しなど、資産の維持管理・現状回復にかかる費用

 

費用計上・資本的支出の判断ガイド

建物や室内設備にかかる修繕費用を「費用」として処理するか、または「資産(資本的支出)」として計上するかは、支出の目的や効果によって判断します。

判断のポイントは、支出によって資産価値が向上するか、または耐用年数が延長するかどうかです。これらに該当しない通常の補修は「修繕費」として費用計上します。

下記の表は、実務での判断目安として整理したものです。

対象 支出内容 処理方法 備考
畳(お座敷・応接室) 畳表の張り替え(表替え)、畳表の裏返し 費用計上(修繕費) 現状回復目的。資本的支出には該当しない
畳(お座敷・応接室) 畳の全面入れ替え、間取り変更を伴う大規模改修 資産計上(資本的支出) 資産価値向上や耐用年数延長が見込まれる場合
建物屋根 部分的な補修、雨漏り修理 費用計上(修繕費) 現状回復であり資本的支出にはならない
建物屋根 全面葺き替え、耐震改修、大規模リフォーム 資産計上(資本的支出) 資産価値向上や耐用年数延長がある場合
設備機器(エアコン・給湯器等) 部品交換・小修繕 費用計上(修繕費) 現状維持目的
設備機器(エアコン・給湯器等) 新品への交換、大型更新、機能向上を伴う改修 資産計上(資本的支出) 耐用年数延長や性能向上がある場合

通常の摩耗・劣化を補修する支出は「修繕費」として処理し、建物・設備の性能向上や寿命延長につながる工事は「資産計上(資本的支出)」として扱います。

 

具体例

例題

会社の応接室として使用している和室の畳表が摩耗したため、業者に依頼して表替えを行い、代金80,000円を現金で支払った。

仕訳

借方 金額 貸方 金額
修繕費 80,000 現金 80,000

 

まとめ

お座敷や応接室の畳、建物や設備の修繕費は、資産の現状回復や維持管理を目的とする場合、「修繕費」として費用計上します。

一方、耐用年数の延長や資産価値向上を伴う大規模工事は「資産計上(資本的支出)」として処理するのが適切です。

支出目的や効果に応じた正確な処理により、経理上のミスを防ぎ、資産管理の透明性も高まります。

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