ⓘ 広告

仕訳例

NHK受信料・新聞購読料などの仕訳方法と勘定科目、家事按分のポイント

2025年2月20日

事務所や店舗で支払うNHK受信料、新聞購読料、インターネット回線料金(プロバイダ料金を含む)などの経費は、適切な勘定科目で記帳することが求められます。

正確な経理処理を行うためには、各費用に合った科目選定が不可欠です。

通常、以下のような勘定科目が使われます:

  • NHK受信料:通信費
  • プロバイダ料金:通信費
  • インターネット回線料:通信費
  • 雑誌購読料:新聞図書費
  • 新聞購読料:新聞図書費

これらは、事業に関連する費用として計上しますが、使途に応じて適切な科目選定が求められます。

たとえば、従業員の福利厚生施設で利用されるテレビのNHK受信料や、新聞・雑誌購読料は「福利厚生費」として計上することもあります。

金額が少額で重要性が低い場合は、「雑費」として処理されることもあります。

特に定められたルールはありませんが、社内で経理ルールを整備し、それに従って一貫して処理を行うことが大切です。

 

\ 期間限定20%OFFセール中 /

合格を目指して学習スタート!

個人事業主の経費計上に関する注意点(家事按分)

個人事業主が自宅兼店舗を運営している場合、経費として計上できるのは、事業に使用された部分に限られます。

たとえば、店舗で使用されるテレビのNHK受信料は経費として計上できますが、家族用のテレビが含まれている場合、その受信料は家事按分し、事業に関連する部分のみを経費として計上する必要があります。

この際、事業使用の割合を明確に分けて計上することが求められます。

 

具体例

<例題1> 事務所のNHK受信料の仕訳

事務所で支払ったNHK受信料2,000円が、会社の普通預金口座から引き落とされた。

 

借方 金額 貸方 金額
通信費 2,000 普通預金 2,000

 

<例題2> 個人事業主の自宅兼店舗のNHK受信料の仕訳

個人事業主が自宅兼店舗のNHK受信料2,000円が、普通預金口座から引き落とされた。なお、家事按分比率は30%とする。

 

借方 金額 貸方 金額
通信費 600 ※1 普通預金 600

※1 2,000円×30%=600円

 

まとめ

事業に関連する費用を適切に記帳し、経理処理を一貫して行うことは、会計監査や税務処理において重要です。

経理ルールを社内で明確に定め、透明性をもって経理処理を行うことを心掛けましょう。

\ 期間限定20%OFFセール中 /

合格を目指して学習スタート!

おすすめの通信講座

  • ネットスクール :経験豊富な講師とサポートで、独学よりモチベーション維持しやすく、手頃な料金で始めやすさ抜群。
  • スタディング :低価格で効率的な学習をサポート。スマホアプリでスキマ時間を有効活用し、学習をスムーズに進められる。
  • アガルート :司法試験や公務員試験など多彩な講座を提供する資格スクール。タイミング次第でお得な割引キャンペーンも利用可能。

-仕訳例

© 2025 BIT 会計ファイナンス