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仕訳例

クレジットカード年会費の仕訳と勘定科目仕訳|法人・個人事業主の経費処理ガイド

2025年8月19日

法人や個人事業主が事業用クレジットカードを利用している場合、年会費が発生することがあります。

これらの費用については、その性質に応じた勘定科目を選び、正しく仕訳処理することが重要です。

本記事では、クレジットカード年会費に関する会計処理のポイントや消費税の扱い、具体的な仕訳例について解説します。

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勘定科目

クレジットカードの年会費は、その支出の目的によって適切な科目を使い分ける必要があります。

以下に、代表的な勘定科目とその内容を示します。

科目 内容
諸会費 カード会社の会員資格を維持するための費用や、継続的なサービス提供に対する支出
支払手数料 カード利用にかかる各種サービス手数料としての性質が強い場合に使用
雑費 金額が少額で、用途の判別が難しい場合に限り、例外的に使用

支出の性質を見極め、科目選定を一貫して行うことが、正確な会計処理には不可欠です。

 

消費税の取り扱い

クレジットカード年会費は原則として課税取引に該当し、消費税の計算対象となります。

税抜経理を採用している場合には、「仮払消費税等」を別途計上する必要があります。

一方、税込経理の場合は消費税込みの金額で処理します。

 

具体例

ここからは、クレジットカード年会費に関する具体的な仕訳例をケース別に紹介します。

税込経理

<例題1>

税込経理により、年会費11,000円(税抜10,000円+消費税1,000円)を普通預金から支払った。

借方 金額 貸方 金額
諸会費 11,000 普通預金 11,000

 

税抜経理

<例題2>

税抜経理により、年会費11,000円(税抜10,000円+消費税1,000円)を普通預金から支払った。

借方 金額 貸方 金額
支払手数料 10,000 普通預金 11,000
仮払消費税等 1,000

 

少額な年会費を雑費で処理

<例題3>

少額なサブカードの年会費1,000円を普通預金から支払った。用途が特定しにくいため「雑費」で処理した。

借方 金額 貸方 金額
諸会費 1,000 普通預金 1,000

 

リボ手数料の処理

<例題4>

クレジットカードの支払いとして50,000円が引き落とされ、その中にリボ払い手数料2,500円が含まれていた。

借方 金額 貸方 金額
未払金 47,500 普通預金 50,000
支払手数料 2,500

 

ポイントを使用した場合

<例題5>

事業用の消耗品5,000円をクレジットカードで決済する際、1,000円分のポイントを利用したため、実際の支払い金額は4,000円となった。

借方 金額 貸方 金額
消耗品費 5,000 未払金 4,000
雑収入 1,000

ポイントによる割引分は「雑収入」で処理します。

なお、キャッシュバックの場合も雑収入で処理します。

 

個人事業主の注意点

  • 事業用として使っているクレジットカードの年会費は経費計上が可能です。
  • 私用目的のカード年会費は経費にできません。
  • 個人名義であっても、事業に関する支出は用途に応じた科目で仕訳します。
  • リボ払いや分割払いの手数料は「支払手数料」で処理します。
  • ポイント還元やキャッシュバックは「雑収入」として計上します。

まとめ

クレジットカードの年会費に関する会計処理では、支出の性質を的確に判断し、「諸会費」「支払手数料」「雑費」など適切な勘定科目を使い分けることが求められます。

消費税については、税込経理・税抜経理に応じて仕訳を変える必要があります。

また、ポイントの使用やリボ手数料など、特殊な取引にも正しく対応することで、帳簿の正確性と信頼性を保つことができます。

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